下町ロケット

池井戸潤原作の人気ドラマ「下町ロケット」が帰ってきました。日本の産業基幹といえる「製造業」つまり「モノづくり」を舞台に、困難に挑戦する中小企業の飛躍を描いたドラマです。

前回はロケットに組み込まれるバルブエンジン、そしてバルブエンジンの技術を応用した人工心臓弁の開発製造を描いたドラマでした。今回はロケットの技術を応用したトラクターに組み込まれるバルブエンジンの開発製造に関わるストーリーと成ります。始まったばかりですが、毎回リアルさを感じ見るものからもハラハラさせます。

このドラマの良さな何といっても「挑戦する中小企業」の姿を描いた内容です。猟奇的なものや何だかよくわからない内容が多い中、モノづくりを舞台に良い製品の開発製造に励む姿は毎回感動させられます。ドラマンなのでフィクションでありますが、このストーリー、実際にもありそうではないでしょうか!モノづくりが盛んである中部地方には相応しいドラマでしょう。前回作品において、三菱航空機が開発するMRJにおける初飛行で、下町ロケットのストーリーそのものの開発秘話が報じされました。ドラマが放映されたころと同じ時期にMRJの初飛行であるため、MRJのニュースは感動させられました。MRJだけではなく、トヨタ自動車が開発製造する水素燃料電池自動車「MIRAI」も開発に10年以上と長い年月をかけ世に出ました。これも下町ロケットみたいな開発秘話があったことでしょう。極めて重要な保安部品は技術がいるもので大手企業ではない、特殊な技術を持った中小企業だからこそ開発製造できるものでしょう。

同じようなドラマとして、トヨタ自動車をモデルにしたドラマ「LEADERS」があります。戦争の危機を乗り越え、一時は倒産も危ぶまれたトヨタ自動車、優れた技術、人を大切にする創業者があってこそ信頼を得て、今や世界的な自動車メーカーに君臨しました。モノづくりは一朝一夕にはきるものではなく、トライアンドエラーを繰り返しながら良い製品が出来上がるものであります。このようなドラマは子供の情操教育にも役立つものだと思います。