政治家のポスターに類似「鬼滅の刃」
週刊少年ジャンプは2月4日、公式サイトで一部政治家のポスターに漫画・アニメ「鬼滅の刃」の作品イメージが利用されていることに対して「株式会社集英社および週刊少年ジャンプ編集部は、これらのポスターについて一切の関与をしておりません」とコメントを発表した。
尼崎市議会議員の光元圭祐祐氏(維新の会)が鬼滅の刃を想起させる緑と黒の市松模様や、心を燃やせ、などのフレーズ、鬼滅の刃に似たロゴをポスターに掲載して、インターネット上で物議を醸していた。
週刊少年ジャンプ編集部は、お知らせ、と題して公式ツイッターや公式サイトでコメントを発表した。「一部政治家のポスター等に鬼滅の刃の作品イメージを利用したものが見受けられますが、株式会社集英社および週刊少年ジャンプ編集部はこれらについて一切関与しておりません。」と発表した。
光本議員はこの日の午前、自身のブログで、私の2連ポスターについて、と題しコメントを発表、類似ロゴ入りポスターについては、アニプレックス様と集英社様は無関係、として、「関係者の皆様には今回の件の対応でご迷惑をおかけしましたこと、お電話でも直接申し上げましたとおり改めてお詫び申し上げます。また、支持者・支援者の皆様にはご心配と不安な気持ちにさせてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。
鬼滅の刃風ポスターは、政治に関心の薄い世代に対していかに興味を持っていただくかを模索して。学生や若い世代からの提案を受けて制作したと説明した。
集英社様の知的財産課の方とも、心を燃やせのセリフ、市松模様、政治のロゴデザインについて、権利を侵害しないか確認をとったうえで作成しましたが、最終的には今回の鬼滅の刃風のポスターを作ろうと決めたのは私自身であり、個人のポスターであることからこのポスターの責任は私自身にあります。と発表した。
同議員は、様々なご指摘を受けましたことと紙質が印刷会社の手違いで指定と異なるものが入荷されたため、別デザインで再発注をかけることに致しましたとし、別のポスターを作製するとして現在提示しているポスターについて、新しいポスターが出来上がり次第、順次張り替え作業をしていきたいと思います。そして「ご迷惑をおかけした関係者の皆様と不快な思いを抱いた皆様には心からお詫び申しあげますとし、重ねて謝罪した。






