新型コロナウイルスのワクチン千回分が使用不可に

厚生労働省は3月1日、医療従事者に新型コロナウイルスのワクチン先行接種を実施している医療機関の一つから、ワクチンを保管する冷凍庫が故障して保管温度を大きく上回り、新型コロナウイルスワクチン約1000回分画使用できなくなったと報告があったことを発表した。

先行接種に使われているワクチンは米ファイザー社製ワクチン、冷凍庫内は27度まで温度が上がったという。厚労省によると、医療機関の職員が3月1日の朝に温度が上昇している事に気がついた、記録等を確認すると2月26日午後11時すぎから次第に上昇していた。

冷凍庫の納入業者が3月2日に医療機関に代替え品を納入した後、原因を調査する。この医療機関では対象者の1回目のワクチン接種が終わっており、2回目のワクチン接種ができるように追加でワクチンを供給する。3月1日時点で他の医療機関から冷凍庫の故障の連絡はないという。

一方で、高齢者のワクチン接種をめぐり、主相官邸は3月1日の夜、4月26日の週に全国すべての市町村に発送するワクチンの数は「1箱ずつ」だとツイッターで発信した。1人2回接種で1瓶6回接種できる特殊な注射器を使う事を想定すると、ワクチン1箱は585人分にあたる。